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雲上の花園「月山・鳥海山」みちのく神秘の秘境 3日間 に参加して その2 [温泉巡浴]

雲上の花園「月山・鳥海山」みちのく神秘の秘境 3日間 に参加して その2
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獅子ヶ鼻湿原のブナ「あがりこ大王」

 2日目は鳥海山の巾約30mの岩肌一帯湧き流れ落ちる元滝伏流水と獅子ヶ鼻湿原を見学する。湯瀬温泉を8時に出発し、国道341号線を快調に飛ばし南下する。癌などさまざまな難病を治すといわれる玉川温泉、宝仙湖を経由して田沢湖へ。谷間の緑一色のグリーンベルトで癒される。左手に八合目からさほど歩かずに高山植物が鑑賞できる秋田駒ヶ岳(標高1,637m)が見えてくる。駒ヶ岳の西側には、乳頭温泉郷がある。9時30分に田沢湖入り口。森の駅手前から製材業が並ぶ。30分で角館バイパスを通過。「協和道の駅」で休憩し、弁当を積み込む。秋田自動車道の協和インターに上がり河辺JTCで日本海東北自動車道本荘インターで降りる。
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二日目の昼食は、車中で弁当

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鳥海山の麓には風力発電機が・・・

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鳥海山の山頂は雲にかかる

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鳥海山の全景(パンフレットから)

 正面に鳥海山(標高2,236m)が見えてくるが、山頂付近は曇っている。東北自自動車道、秋田自動車道を乗り継いで移動したほうが早いはずだが、旅行会費を安く抑えるためか、旧お盆の帰省客の大渋滞対策のためにこのルートにしたのか?国道7号線仁賀保町から東南へ下り、鳥海山北面に向いしばらく渋滞が続く。象潟から左折し獅子ヶ鼻湿原へ向う。左手に象潟の田圃に島跡が見える。象潟は大小百数十個の島を浮かべたかつては松島と並ぶ景勝地だった。松尾芭蕉は1689年に訪れて「象潟や雨に西施がねぶの花」の句を読んだ。私は2008年6月11日に奥の細道歩きで象潟に着き、拙句「波立ちぬ象潟の苗偲ぶ島」と詠んだ懐かしの地だ。
(第33回奥の細道を歩くhttp://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2008-06-15
芭蕉が訪ねた115年後、文化元年(1804年)地震で隆起し陸となり島々は水田の中に点在することとなった。鳥海山は、海岸から垂直に聳えるように直線距離にして16kmのところに頂上がある。今頂上が見えないのがとても残念。

 13時に標高500mの獅子ヶ鼻湿原に到着する。エコツアーガイドの佐藤さんの案内で出発。獅子ヶ鼻湿原は、中島台レクリェーションの森から遊歩道を約40分歩くと、豊かな湧水群「出つぼ」(別名:熊の水のみ場)という湧水地に出る。この周辺4ヶ所から湧き出る水温7度の水は、約28ヘクタールの湿原を形成しているという。鳥海山にしかないといわれるヒラウロコゴケ、湿原には無いといわれるモエルギアジャポニカ(別名:鳥海マリモ)がある。まず最初に推定樹齢300年の「あがりこ大王」を目指す。途中で燭台ブナ(妊婦の腰掛)に出会う。平成8年に発見されたという「あがりこ大王」は地上1.3mで計った根回り7.6m、高さ25mと雄大だ。手前にある燭台ブナが樹齢300年といわれ、それ以上か。鳥海山が約2500年前に大噴火、1801年にも噴火で溶岩流がここで止まったという。ブナ林の地下浅く岩盤に根が広がっていて、強風で倒れやすい。1本のブナから8トンの水を蓄える能力を持つというから驚きだ。ハイキングの歩行距離は約3.5kmで2時間ほど。
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湿原の入り口

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熊出没注意の看板

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湿原の地図

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燭台のぶな

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あがりこ大王の説明

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あがりこ大王

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湧水地にモエルギアジャポニカ(別名:鳥海マリモ)が固まって浮いている

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 獅子ヶ鼻湿原を後にして、バスで15分移動すると「元滝伏流水」へ着く。鳥海山に降った雪や雨が地表に浸みこみ80年掛けて伏流水としてあふれ出る。幅広くほとばしる滝水の勢いはマイナスイオンいっぱいで疲れも癒される。
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元滝伏流水入り口に説明板

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元滝伏流水

 鳥海山からの行程は、遊佐から国道344号線、新庄から国道47号線で最上川沿いに走り鳴子温泉へ。途中、「尿前の関」信号に出る。JR陸羽東線の無人駅「中山温泉駅」から鳴子温泉への途中の旧道にかつて「尿前(しとまえ)の関」があり、芭蕉は「蚤虱馬の尿(ばり)する枕もと」という句を詠んでいる。最上川舟下りで芭蕉は「五月雨をあつめて早し最上川」と詠んだ。2008年4月に奥の細道歩き第31回で、最上川芭蕉舟下りで船頭、ガイド一人に客が私だけ一人という体験をした思い出がある。
http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2008-04-15

鳴子温泉は、荒雄川に沿って1.5㎞にも及ぶ温泉街で、中心地に共同浴場「滝の湯」があり、脇から右へ長い階段を登ると温泉神社がある。承知4年(837年)、地震で熱湯を噴出、その時に鳴り響いた音から「鳴声(なきご)」、後に鳴子の地名になったとする説、義経と静御前の子供の産湯に使われたからという説もある。今夜の宿泊は、湯乃里 幸雲閣。ホテル着が19時30分、ホテル前庭ではイベントで盆踊りや露店が用意されていて佳境を迎えているときに、我らの大型観光バスが到着という訳だ。本館の225号室に荷をほどき急いでシャワーを浴びて地下一階の食事処で和食膳。豚しゃぶメインのお料理。前庭でのイベントで抽選会があるというので一時参加、私は日本代表とベネズエラ戦サッカー中継を見ることにした。本館6階の大浴場と隣接する露天風呂に行く。 翌日、別館の泉質が異なるという大浴場へ行く。誰一人いない貸し切り状態だ。泉質はナトリウム・カルシウム・炭酸水塩・塩化物・硫酸塩泉で、ナトリウムが292・9ミリグラム、カリウム32・1、マグシウム21・0、カルシウム86・7、鉄Ⅱが2・9、塩素175・4、硫酸211・4、炭酸水素531・5。源泉100%掛け流しという。この泉質の温泉は、20年ほど前から湧出したもので鳴子温泉では9泉質が出ていると言うから珍しい泉質ではないが、本館の大浴場のと二種類の温泉を持っている。効能は特に切り傷、やけど、慢性皮膚病に効果有。
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ホテル全景

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ロビー

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客室

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本館の大浴場(パンフレットから)

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別館の大浴場更衣室

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別館の大浴場

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別館の大浴場・注ぎ口

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夕食膳の一部

エッセイ「温泉夜話」 http://www.a-spa.co.jp/yawa/index.htm

旧街道をあるく旅 http://aaspa.web.fc2.com/index-tabi.html

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