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温泉夜話  映画「テルマエ・ロマエ」と温泉のはなし [温泉マニア]

温泉夜話  映画「テルマエ・ロマエ」と温泉のはなし
銭湯 稲荷湯.jpg
映画「テルマエ・ロマエ」のパンフレットから

  「テルマエ・ロマエ」は、“すべての風呂はローマに通ず“シリーズ爆笑コミック漫画で、ヤマザマリ著超ベストセラー作を映画化したものだ。主人公の阿部寛が演ずるルシウスは、古代ローマ帝国の浴場設計技師。仕事熱心なあまり現代の日本の銭湯や湯治場にタイムスリップしてしまう。日本の風呂事情を目のあたりにして衝撃を受けたルシウスは、古代ローマに戻ると浴場にそのアイデアを生かし活躍する。評判をえて時の皇帝ハドリアヌス専用の浴場設計依頼を受けることになる。古代ローマと現代日本のお風呂事情のギャップと日本の銭湯や湯治場にかかわる人のいい日本人のじじいや漫画家志望の山越真美(上戸彩)たちのリアクションに抱腹絶倒うけあいの映画だ。
「テルマエ・ロマエ」の古代ローマ時代に生きるルシウス.jpg

テルマエ・ロマエ」ルシウスと漫画家志望の真実.jpg

古代ローマ大浴場.jpg
映画「テルマエ・ロマエ」のパンフレットから

 温泉マニアの私は、割りに冷静に見続けることができた。結局は「温泉大国日本独特の文化」を世に知らしめた映画だと思ったが、上映中の回りの若い人たちの時々の爆笑場面に「温泉好き人間を対象とした爆笑コメデイ」なんだと納得した。トラヤヌス浴場は紀元104年着工、109年にオープンし古代ローマ浴場を中心とした複合施設で、5世紀初頭までローマ市民の男女別浴場として使用された。後に古代ローマ時代の浴場建設の手本となった。最後は日本の戦国武将傷病兵の「隠れ湯」よろしく、戦闘後の傷病兵を療養温泉オンドル小屋(岩盤浴)で傷を癒したという場面を壮大に描いている。ヨーロッパの海外の温泉は、主に飲泉が療養の方法だが、大浴場やコンサート会場も兼ねたレストランは貴族たちの社交場として利用された。イギリスのバースに残る古代ローマ時代の様式(入浴はできないが飲泉ができる博物館)が残されている。この映画の撮影は、イタリア最大の撮影場「チネチッタ」で古代ローマ時代の巨大オープンセットで現地エキストラ1,000人を動員して2週間撮影が行われたという。
北温泉.jpg
那須・北温泉(パンフレットから)

北温泉の天狗の湯.jpg
那須・北温泉(パンフレットから)

オンドル小屋.jpg
オンドル小屋((パンフレットから)

 映画の魅力は、撮影の温泉地がどこだったのかにもある。栃木県の秘湯北温泉、静岡県大滝温泉天城荘はすぐにわかった。銭湯は富士山のタイル画かトタン絵から大田区の温泉銭湯「秀の湯」かと思ったが、北区の「稲荷湯」だそうだ。北温泉は山に囲まれた古い建築に四角の広い露天風呂と天狗の大きなお面が飾られた天狗の湯が特長だ。1980年12月23日に入浴に訪れた私の全国入浴151湯目の温泉地。夕方から大雪で翌朝2mもの積雪で車が埋もれてしまい、翌日のクリスマスイブには手前の旭温泉に泊まる羽目になった思いでの温泉地だ。宿泊夕刻にたまたま居合わせた温泉マニア3人は、スコップで雪かきをして大雪の中ようやく露天風呂に入浴することができた。天城荘はいくつもある露天風呂の奥に大滝が見える。実はこの右手に奥行き20mほどの穴風呂が有る。はじめて穴風呂に入浴したときに、奥には若い女性の外国人が入浴しており、私の姿を見つけあわててさらに奥のほうへ四つん這いで白いお尻を見てしまった思い出の宿でもある。


エッセイ「温泉夜話」 http://www.a-spa.co.jp/yawa/index.htm

温泉巡浴紀行http://www.a-spa.co.jp/junyoku/index.html


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コメント 6

がり

見たいと思いつつ見てなかったけど、
ますます見たくなって来ました。
まだ上映してるかチャックしてみます。
by がり (2012-06-06 20:41) 

こっちゃん

ご訪問&niceありがとうございました。
この映画、テルマエ・ロマエ見ました。
おもろかったです。
またお邪魔します。(*^。^*)
by こっちゃん (2012-06-07 15:11) 

Silvermac

覧たい映画です。
by Silvermac (2012-06-09 08:32) 

yakko

お早うございます。
面白そうですね〜 見てみたいです(^。^)
by yakko (2012-06-09 09:29) 

“湯の国ニッポン”ともに頑張ろう日本!

 こんにちは。
 こちらは、映画『テルマエ・ロマエ』『ノルウェイの森』のロケ地、伊豆の大滝(おおだる)温泉天城荘でございます。
 昨年(2011年)9月の台風被害復旧が捗らず余儀なく休館をいただきながら、再開に備えを進めてまいりました。おかげさまで、大勢の皆さまからの応援とご協力によりこのゴールデンウィークに再開できました。多くの皆さまにまたおもてなしをさせていただけるようになりましたこと本当に感謝でございます。
 再スタートによって明確になった新たな課題等もあります。真摯に、今後もコツコツ個性に磨きをかけて、一人でも多くの皆さまの健康と幸福のお役に立ちたいと存じます。
 これからも『テルマエ・ロマエ』『ノルウェイの森』ともども伊豆の大滝温泉天城荘、湯の国ニッポン、何卒宜しくお願いします。
 皆様の益々のご健勝をお祈り申し上げます。
 “湯の国ニッポン♪”ともに頑張ろう日本!
☆ 突然で驚かれましたよね。このご縁、この思いが届けられればと願っております ♪
by “湯の国ニッポン”ともに頑張ろう日本! (2012-07-01 20:15) 

辻

突然失礼致します。日本語の起源、言霊百神というサイトがあります。ご存知とは思いますが、ご紹介させて頂きます。
by (2014-02-08 13:24) 

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