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文学を訪ねる温泉紀行10. 長野県別所温泉 [文学を訪ねる温泉紀行]

文学を訪ねる温泉紀行10. 長野県別所温泉
別所温泉 池波章太郎.jpg
金森 達 画

別所温泉は清少納言の「枕の草子」に「七久里(ななくり)の湯」と書かれるほど歴史の古い温泉である。塩田平は、鎌倉時代の文化財的な寺院建築物が残り「信州の鎌倉」と呼ばれている。真田幸村の隠し湯「石湯」、慈覚大師が入浴したといわれる「大師湯」など外湯でも有名。善光寺の南向きに対する北向観音が近くにあり年間を通じて参詣客が多い。別所温泉にある愛染明王堂前にある大かつらからヒントを得たという川口松太郎の「愛染かつら」は、昭和13年「旅の夜風」を主題歌として映画化された。上田市出身の久米正雄は、「父の死」「不肖の子」「路傍」などの作品に別所温泉を描いた。池波章太郎は「真田太平記」で幸村と向井佐平次が出会うシーンに岩風呂の石湯を舞台に描いた。有島武郎は、大正5年夏、妻の死の傷心を癒すために柏屋別荘に滞在した。後に「信濃日記」で「別所はいい湯だった・・・。湯嫌いな私にもなつかしまれる湯の匂いが私の心を和やかにしてくれた」と述懐している。川端康成の「花のワルツ」、船橋聖一の「木石」もこの宿から生まれた。

追記:源泉かけ流しの共同浴場が4ヶ所ある。従来の「石湯」「大師湯」「大湯」の外に2008年5月から「愛染の湯」がオープンした。「愛染の湯」は入浴料が500円で、他はすべて150円と安いので嬉しい。湯が豊富な温泉地であっても、浴槽を循環にして塩素殺菌をしているところが大部分で、浴室のドアを開けると塩素臭がプーンと漂い、温泉愛好家にとっては、非常に嘆かわしい限りだ。
  1981年8月に別所温泉に入浴(211湯目)以来、仕事の添乗で何度も訪れた。上田から別所温泉まで、上田交通が走り、別所温泉駅の切符も記念に購入した。「別所温泉郵便局」があり、記念に預金もした。温泉マニアにとって何かと垂涎の温泉地の一つと思っている。


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コメント 1

hide-m

wataru-hさん takagakiさん xml_xslさん ご訪問とnice!をありがとうございます。

by hide-m (2008-06-23 18:15) 

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