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2017年の初旅は、平家落人の里・湯西川温泉へ。 [療養・湯治の宿]

2017年の初旅は、平家落人の里・湯西川温泉へ。
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湯西川温泉の落人の里を偲ばせる茅葺屋根の旅館

 昨年末、急に思い立って旧友と1泊旅行に行くことになった。東京新聞の広告で、湯西川温泉湯西川館本館で2名1部屋、7,000円(税別)を思い出し、1月3日は「新年なので、その料金では・・・」というので1月4日~5日に決定。バスは池袋西口から往復3,000円で予約した。このバスは、東日本のエリアを安宿経営で席巻している「おおるりグループ」の営業で、おおとりグループの指定宿泊になると往復1,500円というから驚く。
8時40分に東京芸術劇場前を出発した。首都高速道路、東北自動車道に乗り継ぎ、パーキングで休憩し、日光宇都宮自動車道で今市へ。ここで日光、奥日光方面に行く方はバスを乗り換え、さらに鬼怒川温泉の芝居小屋で鬼怒川温泉の客は降りる。我々は五十五湖のドライブインで湯西川温泉の送迎バスに乗り換える。
標高750mまで九十九折りの坂を上ると山は徐々に雪に覆われている。湯西川温泉の奥のホテル平家本陣に到着。湯西川館本館から車で迎えに来た。
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湯西川館本館

本館の階段を3階まで行き、こすげのトイレ無し10畳間。トイレは廊下に出てすぐ左手。正面は家族風呂と男女別風呂。右手は、食事場所の広間。荷を一旦おいて、ランチを食べに外へ出る。湯西川の中心地には40年前から、大型バスで添乗員としてきたことがあるのでよく知っている。

 湯西川人民資料館は、500円の入場料を支払う。昔は300円だったか。平家ゆかりの鎧や刀剣、馬具、調度品、平家の紋所である揚羽蝶の入った蒔絵重箱や、平家の繁栄を描いた「平家物語絵巻」など、落人伝説を裏付ける貴重な展示品。期待していた携帯用観音開きの仏さまはこちらの所蔵ではなかった。
スナックみどりで鍋焼きうどんと餃子、お酒熱燗を所望した。2合といったのに、二合入り銚子を二本出してきた。熱燗なのですぐに酔いが回ってきた。
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湯西川人民資料館
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湯西川公衆浴場
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 湯西川郵便局は、預金したスタンプに[いい気分(温泉)]マークがつくのでここで預金したことがある。今は地元の方以外は、通帳を作ることができないそうだ。

 宿につき天然かけ流し温泉へ行く。三つの源泉を持つ宿で、アルカリ性単純泉の100%かけ流し。露天風呂はかすかに硫黄臭がする。無色透明で白と黒色の湯花が出ている。男子用湯船の隣に家族湯もあるが、浴槽は小さい。
夕食は3階フロアの広間のテーブル椅子で食べる。豚肉と野菜の鍋、鯉の洗い、湯葉などの煮物、海老や野菜の天ぷら、ウドのおしたしなどヘルシーな健康食だ。
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男子浴室
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ヘルシーな夕食膳

 翌朝は5時半に散策に出かける。まだ薄暗く、雪が1センチほど積もっていた。山からの風で雪がちらほら舞っているので傘を差しながら・・・。本家満久旅館の脇を入り、公衆浴場の前を抜けて橋を渡る。前方には茅葺屋根の清水屋旅館などが並ぶ昔の平家落人の里の風情いっぱいの風景だ。足跡は慈光寺方面への足跡だけ。湯西川に沿って平家の里、平家塚へ歩く。また、湯西川中心街を歩いて宿へ戻った。昔は源氏の追っ手を避けて,鬨をあげる鶏は飼わない、鯉のぼりは上げないという平家の掟。鶏の鬨は聞こえなかった。約一時間の散歩だったが、一人っ子いない雪路の散歩は感慨深い。
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朝食膳

 熱い湯に入浴した後、朝食。9時30分に平家本陣から送迎バスで出発。鬼怒川温泉の芝居小屋・しばい処「花菊」には、10時20分着。乗り換え出発は12時。それまでこの芝居小屋で演じられる演劇と踊り・唄を鑑賞できる。無料だが、区切りにお酒などのお土産付きで寄付を勧められる。人情物の芝居の後だったので、ついほろろとお酒を千円でいただいた。
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花舞小菊座長の芝居や踊り

 昼食はしばい処を出て10分ほどの食事処田吾作で天ぷらうどんを食べた。ここからは日光宇都宮自動車道、東北道、圏央道、首都高速道を乗り継いで、15時30分に池袋駅近くに到着した。

☆北国街道を歩く 軽井沢追分宿からの挑戦!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2016-08-12
☆旅と温泉の情報室 http://www.a-spa.co.jp/
☆旧街道を歩く旅 http://www.a-spa.co.jp/tabi/nikko/index.html
☆海外温泉入浴珍道中 http://www.a-spa.co.jp/junyoku/matsuno.htm
☆旅と温泉の思い出ショップ http://aaspa.web.fc2.com/shop/
☆おんせん県おおいたで、生活費1ヶ月6~7万円で過ごせるか挑戦中!第2弾
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草津温泉ミニ湯治体験 草津の紅葉、沢渡温泉を楽しむ!  2016.11.02~03 [療養・湯治の宿]

草津温泉ミニ湯治体験 草津の紅葉、沢渡温泉を楽しむ!  2016.11.02~03
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沢渡温泉まるほん旅館の檜張り大浴場

 3泊4日の草津ミニ湯治体験は、あわただしく日は過ぎた。3日目に白根山へ紅葉狩りと万座温泉に行こうとなった。天狗山プレイゾーンの先で、何やら「通行止め」の標識が・・・。この先、白根崋山ロープウェイから通行止めだという。とりあえず、そこまで行くことにした。この間が紅葉の美しいところ、山麓駅周辺から眺める山並みは、うっすらと雪景色。
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白根山ロープウエイ山麓駅
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ロープウエイの上は、うっすらと雪景色

 草津温泉街からは、紅葉景色から、冬景色への移り変わりを体験できるのだ。白根火山ロープウェイは標高2016mの山頂駅まで開業しているが、白根山湯釜周辺は立ち入り禁止だという。雪景色を見るためだけに、往復1,500円を使うのはちょっとと無粋な判断で引き返した。拙句「紅葉から雪へいざなふロープウェイ」
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 最終日の4日目、草津温泉から山々を縫って日本ロマンチック街道を走り、旧六合村、呉坂峠を経由し沢渡温泉へ向かう。昔から、草津温泉湯治のあとに訪れた「草津の仕上げの湯」と呼ばれた美人の湯である。多くの湯治客は、強酸の草津の湯で荒れた肌をほのかに硫黄臭のある弱アルカリ泉の柔らかい泉質で治して江戸へ帰った。
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上沢渡川
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沢渡温泉街

 沢渡温泉のまるほん旅館は、私が1980年(昭和55年)1月に初めて入浴した80湯目の温泉地。15年ほど前にも旧友と入浴し、湯治用のシャワー付きトイレ完備の個室ができたと聞いて、感動したことを思い出す。午前11時からの入浴開始時間と知り、上沢渡川畔の公園で待機。「晩釣橋」の案内板で、江戸後期天保10年、蛮社の獄でつながれ脱獄した、蘭学者高野長英が弟子の医師である福田宗禎にかくまわれ、夜釣りを楽しんでいたのではないかとの話を知る。狭い坂を上り、共同浴場に隣接するまるほん旅館へ。700円の入浴料金を支払い、昔と変わらぬ檜張り大浴場へ行く。二階から板張りの階段を下りると両端に衣類棚がある。大小の湯船が二つ。大きな湯船には、石臼からこんこんと湯が滴り落ち、飲用もできる。湯に沈む肌は白く映り、こんなに私の肌は白かったかな?との思いにさせる不思議な湯。かつてはすべての時間が混浴だったが、今は女性専用時間が設けられている。
拙句「瀬の音や湯宿たたずむ川紅葉」「沢渡の長英夜釣る川紅葉」「横臥して冬の雲見る湯宿かな」
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まるほん旅館
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浴棟への入り口
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まるほん旅館に隣接する共同浴場

 帰京への途次、国道353号線の吾妻川沿いにあるレストランでランチをとる。中之条中心街の店は、文化の日の休日のためか大変な混雑ぶりでどこも満席だった。旧友はハンバーグランチ、私はカツカレー。飲み物がフリーで飲めたのはうれしかった。窓外には熟んだ柿の実が枝に残っていて、晩秋の気配を見せている。
拙句「山里や残りし柿の明々(あかあか)し」
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草津温泉ミニ湯治体験 町立図書館へ通う! 2016.11.1~2 [療養・湯治の宿]

草津温泉ミニ湯治体験 町立図書館へ通う! 2016.11.1~2
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草津町立図書館から借りた本

草津温泉ミニ湯治の第2日目から、草津町立図書館へ通うことにした。ワンディ美津木から歩いて、まず草津郵便局へ立ち寄る。
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 16年前に、日本で温泉の絵柄の切手がほとんどないのはなぜか?と草津郵便局に電話で聞いたことがあった。切手発行を管轄する関東地区の組織に「草津温泉の切手を取り入れてほしい」と申請をしているが、撥ねられているという話だった。その理由は、草津というと湯畑に灯籠の絵柄が定番だが、灯籠は宗教的な意味があること。ベルツ博士の絵柄には、ベルツ博士の業績に賛否分かれるからとかということだった。その後も温泉切手の絵柄の申請をしているのかを聞きたかった。残念ながら、郵便局長が留守だったので、ここで預金をすると通帳に「[いい気分(温泉)]草津温泉 草津郵便局」とスタンプされるので、千円預金をし、絵入り年賀はがきを50枚購入した。
温泉夜話:温泉郵便切手のはなし http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2007-04-29

そこから徒歩5分で、草津温泉バスターミナル、草津温泉駅へ着く。2階の草津温泉駅で、草津温泉から川原湯温泉までの切符を記念に購入した。バスターミナルに隣接していた温泉資料館は利用者が少なくなるなどの理由で昨年(平成27年)11月に閉鎖していた。資料の一部は図書館が移転した3階の「温泉図書館」に展示されていた。図書館長は取材に出かけていて、留守だった。2階からエスカレーターで上ると右手の「温泉図書館」と染められた暖簾をくぐる。
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正面に湯畑の古い時代の湯樋、木管と錐などの草津温泉の資料が置かれていた。左奥の「町民ギャラリー」には江戸から明治時代の草津の絵図が展示されている。ガラス張りの周りにカウンターが並び3階からの窓外を眺めながら読書が楽しめる。草津温泉ならではのいくつかの図書コーナーがあり、いかにも温泉とともに歩んだ図書館の存在を感じさせる。
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中沢孝之館長

 それは草津町広報誌にも表れ、20ページの中で2ページを割いて、毎号「こんにちは、図書館です 草津を知る・シリーズ」で「温泉図書館で草津のことを知る。調べる」「泣き灯籠とお化け灯籠」「芭蕉の碑」などの話題が掲載されている。
人口は10月現在、6,619人で、徐々に減っているという。草津への入込は、平成28年8月で宿泊が211,052人(前年比105.63%)、日帰りで88,384人(94.90%)、合計で299,436人(102.22%)。図書館の入館者は、49,283人(一日平均177人)。登録者は、12,677人(町民7,027人、町外5,650人-リゾートマンション所有者、ホテル・旅館の従業員・アルバイト、湯治での滞在者)蔵書冊数は51,880冊、総貸出数は35,042冊。
ここでも日本有数の観光地で湯治などの長期滞在者が多い草津町ならではの特徴がみられる。二階の売店でコーヒーなどの飲料が購入でき、それを図書館に持ち込んでの飲用ができる。新聞は全国紙や東京新聞や群馬県、福島県の地元紙が備えていた。福島民報は、原発事故以来、草津にも福島県民が何人かが住み、福島県庁から「地元紙が必要であれば、送ります」と毎年連絡が来るので、お願いしているとのこと。

翌日も図書館に通うと、中沢孝之館長に声をかけていただいた。青梅市の図書館を考える会の一員として、草津の図書館情報をお聞きして、「平成28年度草津町立図書館経営概要」などの資料をいただいた。とくに「こんな思いで活動します」として、司書および職員は、皆さんに満足をしていただくため、『ありません・わかりません』を言わないよう常に学習を怠らず、新しい情報を収集します。・・・また、草津に関する郷土資料(温泉・スキー・高山植物・火山・栗生楽泉園)の収集に力を入れ、草津の歴史が埋もれてしまわないように整理や分類を行います。

草津温泉の特殊性や地域性を大切にしている印象を抱いて図書館を去った。3階からのガラス張りのカウンターからの眺めも素晴らしかった。ちょうど紅葉も終わりの時期だったが、晩秋の雰囲気を十分楽しみました。

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草津温泉でミニ湯治体験をする! 2016年10月31日~3泊  第一日目 [療養・湯治の宿]

草津温泉でミニ湯治体験をする! 2016年10月31日~3泊  第一日目
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草津温泉湯畑

旧友が退職にあたり、草津で湯治をするというので、彼の車に便乗することにした。JR武蔵野線新座駅で合流し、関越自動車道の所沢インターから乗り、渋川伊香保インターで降りた。長野原から標高1200mの草津へ。峠の草津入り口門の彫刻の紅葉の所で写真撮影。
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湯治の宿は、すずらん通りにあるワンディ美津木。美津木旅館本館の姉妹館になる。近くには、草津熱帯圏、大滝乃湯、外湯「睦の湯」がある。
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部屋はエレベーター無しの3階の311号室で、和室6畳間。テレビ(BSもあり)、冷蔵庫、炊飯器、電気ポット、ミニキッチン、洗面台、シャワートイレ付。ミニキッチンには、フライパン、食器や調理機器が備えられている。自宅からはお米、味噌、調味料、ジャガイモ、人参、鰹節、コーヒーは持参。トイレがシャワートイレとは知らずに、携帯簡易トイレを持参していた。念のために電子グリルを持参していた。
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廊下に食器棚

 1階フロアには、2か所の温泉浴室がある。浴槽の広さは100×140㎝位。自炊部屋の料金は、10月中は、1人1泊3,600円税別、11月からは4,000円税別。部屋を出ると廊下に共同の茶わんなどの食器が置いてある。使用したら、戻すように注意書きがしてあった。驚いたのは、ワンディ美津木の隣が、24時間営業のセブンイレブンだったことだ。
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1階フロアに洗濯機も
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ワンデイ美津木入り口

初日はチェックイン時間の14時に到着。設備等を確認してから、湯畑へ散策に出る。大滝乃湯の前を通り、外湯の「煮川の湯」「千代の湯」を通り、10分で湯畑へ。かつて仕事で
送客したことのある湯畑を囲む一井、奈良屋、大東館を見る。「湯もみと踊り」ショーを見せる「熱乃湯」も目の前。
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 帰りに、外湯「煮川の湯」で入浴することにした。地元の方二人が入浴中で、「こんにちは、お願いします」ときちんとご挨拶する。これが今回、草津ミニ湯治での最初の草津の湯だ。途中、川の流れは湯の湯気が立ち上り、さすがに湯量日本一の草津だと実感する。一日の湧出量が毎分3万6839リットル。一日当たり約5000万リットル、ドラム缶で約25万本というから凄い!
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 今日の夕食はカレー。カレーのルーは自宅から持参したので、ご飯とみそ汁を作ることにした。セブンイレブンで購入したミックスサラダと持参したミカンを添えた。ご飯を炊くのに問題が発生。お米を測る升がない。スマホで調べると、牛乳瓶が180mℓで1合だそうで、セブンイレブンで牛乳を買おうとしたが、なかったので、190mℓのジュース缶に代用した。部屋の備品の備えの記録を見ると、計量器は備えていることになっている。

 夕食にはお酒がつきもの。やはり、持参した日本酒とワインで乾杯。友人も私も一人住まいの経験があるので、味や作り方にこだわらなければ、調理には抵抗がない。ただ、同居人の性格により、執拗な口出しでむっとなることもありそうだ。1階の浴室には2度入浴し、外湯と合わせて3度の入浴となる。同居人のいびきを予想して、耳栓を持参したが、正解だった。また、ネットの宿口コミ情報で、「深夜の車の騒音が気になる」とあったが、部屋が奥の部屋だったせいか、それほどでもなかった。ただ、セブンイレブンへの車の出入りがうるさかったようだ。


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草津温泉でのミニ湯治体験の準備をする!   2016.10.21 [療養・湯治の宿]

草津温泉でのミニ湯治体験の準備をする!   2016.10.21
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金森 達 画

友人が退職したのをきっかけに、草津温泉で3泊4日の湯治に行くという。彼とはかつて温泉巡りの一環で、草津温泉の近くにある沢渡温泉に宿泊したことがあった。沢渡温泉は、草津での湯治の後に「仕上げの湯」として呼ばれ、肌に優しい湯で知られていた。高天井の混浴風呂と透明の湯で肌が白く見えるたのが印象的で、トイレ付きの湯治用個室部屋ができたばかりの時期だった。http://www.sawatari-onsen.sakura.ne.jp/ 
その時を思い出したのか、相談を受けて、いろいろな情報を伝えたら、後に10月31日からの3泊で草津温泉の「ワンディ美津木」に決めたという。車で行くというので、「私も便乗していいかな?」となった。
実は「ワンディ美津木」は、2002年頃にアスパサービス(有)のホームページを立ち上げた時、湯治・療養温泉の情報を始めた時に取り上げ、紹介した療養温泉旅館の一つに「美津木旅館」が含まれていた。ですから、私にとっての因縁の宿なのです。

そう言えば、これまで湯治や療養温泉の紹介をして、「療養温泉突撃取材」などの取材はしたが、湯治の体験はしたことがなかった。2014年の11月から家庭の事情で、ウインドウズ8搭載のデスクトップパソコンを詰め込んだトランクを抱えて、大分県の別府市に家出して、結局大分市内に温泉のあるアパートに居をえて、別府や大分市内の温泉三昧4か月半の生活が、湯治のようなものだったのかも知れない。
自分自身が湯治体験することで、取材とはまた異なる新たな可能性が開けると思うと何かわくわくする。

草津温泉での湯治体験でやりたいことを羅列してみる。
○4日間の草津温泉ミニ湯治を楽しんで体験する。
○草津名物の湯もみ体験し、48度の熱湯で「時間湯」で入浴してみる。
○草津郵便局を訪ね、「温泉切手の発行について」の取材を試みる。
○草津町温泉資料館の取材をする。
○毎日夜8時からの「温泉落語」を聞く。
○草津に至る江戸時代の街道を歩く。

昭和5年発行の「日本温泉案内 東部篇」を読み、当時の草津温泉の様子を知る。私が過去に宿泊したことのある大東館、奈良屋、一井、望雲館はすでに営業していた。27年前の火事で焼失した七星館やホテル高松、ナウリゾートホテル、ホテル桜井は存在してなかった。当時、70余の旅館が営業していた。
草津の湯もみの仕方を詳しく伝えている。町内に時間湯と称して、熱の湯、白旗の湯、松の湯、わしの湯、千代の湯、地蔵の湯共同湯がある。これは毎日、3回、時間を定めて入浴するので、い一々湯長と称する指揮者があって、ほとんど軍隊式の命令の下に揃って入浴するのである。・・・入浴者は湯長の指揮の下に、各自に長い板を持って湯を攪拌する操作が始まる。湯もみ唄に合わせて、暢気に湯を揉むと、各自頭を浴槽の上へ突き出して、柄杓で湯を被る事数十杯、湯長は時分よしと見ると、「さあ宜しく徐ろそろ下りませう」と号令を下すと、一同柄杓を捨てて、縁から静々と浴槽の中へ沈むのだ。もし江戸児がって一気に飛び込みでもしたら大変、何しろ源泉六十度、湯揉みによって冷めたりと雖も熱湯である。忽ち飛び上がって瞑眩してしまう、第一湯を動かされたら、他の者も入っていられない、それだから極めて徐々に、辛うじて首根っこまで浸かっていく、この間浴槽は闃(げき)として音が無い。入ったところで、湯長が「揃って三分」とだみ声で号令をかける。すると一同が「オーイ」と威勢よく応じる。やがて一分過ぎると、「改正二分、じっくりご辛抱」と湯長は又声をかける。又「オーイ」と一同これに応じるが、一種悲壮な音調を帯びている。長い長い一分は辛うじて過ぎる。「限って一分、辛抱のしどころ」と湯長は又声をかける。「オーイ」と応じる答えは悲鳴とも聞き成され、凄惨な気が浴場に充ち渡る。三分は漸くできた。「宜しくば上がりませう」湯長の許しの声は、轍鮒(てっぷ)が水の喜びである。一同は脱兎の勢いをもって、飛び上がるのである。こうして此の熱泉に入ると、身に余るほどの毒は、ことごとく噴き出してしまうのだ。

☆北国街道を歩く 軽井沢追分宿からの挑戦!http://hide-tabi.blog.so-net.ne.jp/2016-08-12
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ぎっくり腰治療で韮崎市の藤原整骨院と増富ラジウム温泉入浴に行く! 2013.9.24 [療養・湯治の宿]

ぎっくり腰治療で韮崎市の藤原整骨院と増富ラジウム温泉に行く!

ぎっくり腰の痛みが引かず、ネットで探した藤原整骨院に電車で出かけた。予約の時間に余裕があるので、昨年甲州街道歩きで一度歩いた穴観音(雲岸寺)に立ち寄る。赤萩がもっこり生い茂り、崖には蔦が伸びている。拙句「赤萩や蔦這う崖の雲岸寺」
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穴観音(雲岸寺)
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穴観音(雲岸寺)
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JR韮崎駅前
JR韮崎駅からのバスの便が悪く小型タクシーで行く。途中、茅ヶ岳、八ヶ岳、駒ヶ岳、富士山が鮮やかに眺望できた。15分程で料金は1200円。午前10時の予約をしていたが、次から次と患者が順序捌かれていて評判が良いことを感じさせる。さて、私の番が来た。後ろ向きに座り、ゆっくり腰から下を藤原医師が背骨に沿って指を移動させる。そして「筋が傷んでいる訳ではない。私が手を付けられる所はない。レントゲンで腰を診てもらうと良い」という。呆気なく診療は終わった。タクシーを呼んでJR韮崎駅へ戻る。
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途中で富士山の撮影
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藤原整骨院

韮崎駅から増富温泉へのバスの時間は迫っていたので、増富温泉に行くことにした。市街地から増富グリーンラインに入り、まさに万緑、孫女(まごめ)、五十田(ごそうだ)など珍しい地名が続く。路線バスは1時間かかり1200円。
増富温泉は約450年前の戦国時代に、武田信玄公は川中島の合戦の際に傷病兵や甲州金山採掘の鉱夫たちの怪我や病気の湯治場として利用されていた。近年では世界有数のラジウムを含むラジウム(ラドン)温泉として難病治療に効果があると認知されてきた。岩風呂で有名な増富温泉の不老閣へ行き「入浴が出来ますか?」と聞くと今の時間、入浴のみは受けていないというので、隣の金泉閣に行くと12時30分から入浴ができるというので、民宿&土産屋の「かもしか」で南瓜ほうとうとお酒をいただいた。お酒のつまみに冷や奴、きんぴら牛蒡、茄子の一夜漬が添えられていた。(1250円)
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「かもしか」昼食を取る
金泉閣本館のフロントで入浴料800円を支払い、一階の奥にある浴室へ。先客に男性が二人。浴槽は源泉浴槽と加温浴槽があり、まずは源泉へ入るが昔の冷たさが無くいくらか温かくなっているようだ。横浜からきたという80歳の男性と温泉談義をして30分過ごした。加温浴槽へ入ろうと手を入れるととても熱く入れそうもなく諦めた。ロビーでセルフサービスの100円コーヒーを飲んだ後、本館のお部屋を見せていただいた。和洋室(10畳+ツイン)バスト入れ付きに2名1部屋でお一人様12000円から。7~8畳トイレ付きで同7~8000円から。
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本館金泉閣のロビー
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源泉掛け流しの浴槽と加温の浴槽
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本館のロビー
本館から歩いて2分で「別館旅館はくすい」に着く。フロントで教えられた空き室を見に行き写真撮影をする。自炊室は6畳和室トイレなしが基本だが、テレビや冷蔵庫がある。室料は4200円。一階に自炊室があり、ガステーブル、鍋、炊飯器、大型冷蔵庫、食器などが借りられる。
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別館はくすい
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自炊室
帰りの路線バスは小型で行きとはルートが代わり、観光地のハイジの村、明野温泉太陽館&蕎麦工房、ミサワワイナリーに立ち寄りながら韮崎駅へ着いた。駅のホームから霞がかった霊峰富士山が見えていた。八ヶ岳は上部は雲に覆われていた。ホームでは韮崎高校の生徒たちが列車を待ち、女子生徒の方言なのか言葉の悪いお喋りが気になった。

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☆スペイン「聖地サンティアゴ巡礼」の旅 初日サン・ジャン・ピエ・ド・ポーから
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2年半ぶりに万座温泉へ!奇跡を呼ぶ療養温泉 万座温泉 日進館 万座温泉ホテル [療養・湯治の宿]

2年半ぶりに万座温泉へ!奇跡を呼ぶ療養温泉 万座温泉 日進館 万座温泉ホテル
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雪の「極楽湯」

 2011年12月18~19日、2年半ぶりに万座温泉へ1泊で出かけた。万座温泉でも老舗のホテル「万座温泉 日進館 万座温泉ホテル」から下見のお誘いを受けた。通年で東京・新宿からの直通バスを運行しているので、アクセスはこの直通バスを利用させていただいた。12月17日(土)は、万座スキー場開きで、スキーシーズン到来!というところ。ちなみに湯治プランの「直通バス付宿泊プラン」は、お一人1泊2食付で8,800円(税込)からという料金で驚く。
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ホテル正面

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 新宿西口駐車場を午前9時に出発。途中、関越自動車道上里パーキングで休憩、伊香保渋川インターで降り、中之条を経由し長野原町の浅間酒造観光センターで2回めの休憩。嬬恋から雪を見て、登るにつれ雪国らしくなった。標高1,800mの万座温泉日進館に到着したのは、13時20分。日本でも珍しい酸性硫黄泉の源泉掛け流しで難病の数々に効能ありと評判の温泉宿である。
 2階フロアロビー近くの部屋で館内の案内を受け、各自お部屋へ入る。私は新館の「湯房」758号室で、明るくモダンな和テイストの部屋でトイレ・シャワー・冷蔵庫・テレビ・金庫付き。
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明るくモダンな和洋室・湯房

 新館6階には「万天の湯」があり、部屋から近いから便利だ。本館ロビーから近い大浴場「長寿の湯」と隣接して貸切風呂「円満の湯」(有料1時間2,000円)、一旦玄関を出て80mほど雪道を歩いたところに展望露天風呂「極楽湯」がある。新館湯房からロビーまで行くには、エレベーターを2回乗り継がなければならない。慣れるまで迷子になってしまう。
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右側に湯畑

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極楽湯入り口

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小さなトンネルを通ると

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展望露天風呂「極楽湯」

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玄関に掲げられる五代目黒岩武氏の言葉

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雪道を通らずに地下を通って「ゆけむり館」へ抜けられる

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「万天の湯」(パンフレットから)

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長寿の湯(パンフレットから)
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「長寿の湯」内湯

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「長寿の湯」露天風呂

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貸切家族風呂

 1日540万リットル日進館だけでも4ヶ所の源泉を持つ毎分700リットルという桁外れな湯量を近くの湯畑から引いている。動力ではなく自然湧出ですべての浴槽が天然掛け流しだというから驚く。3ヶ所ある浴室のなかで一番遠い展望露天風呂「極楽湯」に行く。
雪ふぶく誰もいない極楽湯で「極楽、極楽・・・・」とつぶやく。そこで拙句「雪もよい極楽湯や里思ふ」少年時代北海道で育った雪国の里を思い出す。宿泊施設は、和室10畳タイプの本館、明るくモダンな和洋室・湯房、リーズナブルな和室10畳タイプの別館、シンプルでコンパクトな湯治和室・ゆけむり館(7.5畳トイレなし・冷蔵庫・テレビ付)の4タイプがある。
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和風タイプの本館

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リーズナブルな和室別館

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コンパクトな湯治用和室

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テレビ・冷蔵庫が完備



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冬の時期は1階フロアに貸しスキーと乾燥室


夕食は本館2階レストラン「こまくさ」で、17時30分から19時30分まで、朝食は7時から9時までバイキングとなる。長寿と健康を考慮した和洋中華食を夕食は約40種類、オリジナルの「まごわやさしい」(まめ・ごま・わかめ・やさい・さかな・しいたけ・いも)料理をこころがけている。朝食には自家製のパンや古代米のお粥も用意されている。

夜8時からロビーで歌とトークショーがあるというので見に行った。宿泊客がイスに座って並んでいる。万座温泉のヒーロー・愛と平和のメッセンジャーと評判高い「泉堅ショー」の開始である。1996年にプロデビューし、公演はもう五千回を数え何枚ものCDも出している。9時には宿泊券などが当たる「抽選会」が行われる。
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オーナーの泉堅(本名:黒岩堅一)氏・・・万座温泉のヒーロー・愛と平和のメッセンジャー

 実は彼は、このホテルの六代目のオーナー本名・黒岩堅一氏なのだ。明和元年(1764年)に江戸の長峰藤吉が万座山硫黄発掘・湯花採集事業を開始したが、採算が合わず、村民に委譲されたと記録に残る。宿の近くに長峰藤吉翁の碑が立つ。湯小屋に「日進館」と名づけたのは、明治6年(1873年)。二軒目の宿が建てられたのは、明治30年「常盤屋」で、このいきさつが面白い。明治25~26年頃、山田温泉湯本旅館の女中・中沢たつが日進館に来て自身の持病である喘息と胃腸を病んでいたので万座の湯で治そうと日進館の女中を願い出たが、余裕がないと断られた。日進館の隣に笹小屋を建てて居酒屋兼豆腐屋を始めたはつが後に常盤屋を立ち上げた。それほどにはつは、万座温泉の効能に絶大な信頼をもっていた。大正10年まで紆余曲折があり、大正10年12月に日進館を買い受けたのが黒岩英太郎氏である。今のオーナー黒岩堅一氏の初代に当たる。

万座温泉草創期から温泉の効能は注目され、湯治宿として日本有数の知名度をえていた。現在でも湯治客は宿泊客の2~3割を維持していて、リーズナブルな料金で利用できる「ゆけむり館」は60室もある。自炊はできないが3泊以上のプランで1泊2食付@5,400円から利用できる。15泊以上は@4,350円、30泊以上は@4,035円という。
浴用の適応症は、神経痛、筋肉痛、リウマチ、打ち身、慢性消化器病、痔疾、冷え性、腰痛、病後回復、動脈硬化症、心臓病、膠原病、糖尿病、リウマチ、喘息、アトピー性皮膚炎、肝臓疾患、婦人病、便秘など。
近県からの湯治客が多く、中には万座温泉に通って30年、50年という常連客が多いのが特徴だ。だから15泊以上、30泊以上のプランが出てくるゆえんである。

〒377-1528群馬県吾妻郡妻恋村万座温泉 ℡0279-97-3131 ファックス0279-97-3595

エッセイ「温泉夜話」 http://www.a-spa.co.jp/yawa/index.htm

温泉巡浴紀行http://www.a-spa.co.jp/junyoku/index.html

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療養温泉突撃取材! 川崎市・有馬療養温泉旅館 白鳳の昔から金色に輝く有馬不動霊光泉 [療養・湯治の宿]

療養温泉突撃取材! 川崎市・有馬療養温泉旅館 白鳳の昔から金色に輝く有馬不動霊光泉
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有馬療養温泉旅館脇にある八幡宮前で三代目安岡氏

 大化3年10月、1,360年前「役小角」という行者によって、川崎の有馬籠宿山麓に湧き出る霊泉が、「有馬西明寺の霊泉」や「誠の泉」として古文書に記され、難病を癒し湯治宿として今に残るというネット情報を知り、訪ねてみた。
 2010年11月21日、東京立川からJR南武線に乗り、溝口駅で小田急田園調布線で乗り換えて鷺宮駅で下車。ここで路線バス「中有馬」で降りる。「さて、どっちかな?」と杖を突いて歩いてくるおばあさんに訪ねると「ちょうど私が行くところだよ。10年前からぎっくり腰と膝が痛くて通っているが歩けなくてタクシーで通っていたのが、今はこうして杖を引いて歩いてこれるようになったンだよ」という。これは噂にたがわぬ本物の温泉だ。

 「中有馬」の信号から200mほど歩くと、レンガ色の鉄筋三階建ての立派な建物に「有馬療養温泉旅館」の名が見える。正面左側脇には八幡宮があり、鳥居の内側に昭和40年頃に立てられたという霊光泉石碑が・・・。当時の園田直厚生大臣が効能あらたかな霊泉を「霊光泉」と命名した記念碑らしい。この霊泉が湧出した3ヶ所の源泉の一つが、古文書で解き明かされた由緒ある西明寺跡地だった。天安2年(858年)、有馬西明寺は慈覚大師「円仁」により聖武天皇の勅願寺である影向寺末寺となり、文安年間に金剛院と合併し現在の中原区小杉に移るまでこの旅館の場所は、西明寺の境内だった。とにかく、こうしたありがたい霊地に連綿と金色の霊泉が湧き続けてきた。孝謙天皇以来、歴代天皇や源義光、義家、頼朝、北条時頼などの武将なども療養に訪れたと記録に残る。先の園田直氏が薬効をとても気に入り、皇后陛下にも献上されたという。
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有馬療養温泉旅館全景

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1階の談話室に掲げられる「霊光泉」園田直氏命名記念の書

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談話室

 正面玄関には「川崎市国民健康保険契約温泉」の看板が掲げられ、市内外の国民健康保険適用者には通常入浴料1,200円が200円割引(事前手続き要)となる。玄関に入ると正面フロントに若いがっしりとした三代目の安岡氏(二代目は安岡重高氏)がてきぱきと対応している。昭和40年(1965年)に湯宿営業を始めた木造建築時の写真を見せていただいた。周りは田畑だけで、31才だという彼は「25年前(昭和60年)でものこの周りは畑だけで何も無かった」と有馬の住宅地の変遷に考え深げだ。鉄筋の建物になった平成6年から今年で16年目、エレベーターを完備した3階建ての客室は12部屋(46名収容)。2・3階フロアが和室6畳、8畳、10畳でトイレ付は半分、各部屋にはエアコン、テレビ、冷蔵庫、給湯設備もある。高齢者に優しい厚生労働省認可のシルバースター登録認定を得ている。1階左手には、談話室があり、宿泊者や入浴客達の交流の場が用意される。「とにかく入浴してらっしゃい」と促され、浴室へ。
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更衣室

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男子用大浴場

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ライオン源泉湧出口

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2階フロアにある和式休憩室


 浴室はタイル張りで、浴槽は2m×4m赤御影石縁の湯船で、湯は茶色に染まっている。時間帯によって金色に輝くという。ライオンの口から源泉が出て、鉄分や炭酸で酸化して口内は赤茶色に溶けている。源泉は透明で口に含むと鉄味と炭酸味がする。昔はコップを置いて飲泉できるようにしていたが、厚労省の指示で今は飲用を奨めていない。10分も入浴すると徐々に額から汗がにじんでくる。湯船からあがってから、体がぽかぽかと冷めない保温効果があるのが特徴だ。源泉17度の単純炭酸鉄線は、1リットル中にナトリウムが15.1mg、カルシウム27.9、第一鉄25.81、アルミニウム5.15、塩素が22.27、硫酸6.58、ヒドロ炭酸208.0mg。毎日完全換水の源泉掛け流しで、温度が低いので加温はしている。加水、循環や塩素殺菌はせず、湯質を保つ努力をしている。鉄分を含んだ温泉の一般的な効能は、「子宝の湯」と言われ、月経異常、不妊症、慢性婦人病、冷え性のほか腰痛、神経痛、リウマチなど痛みを伴う病気や慢性消化器病、慢性皮膚病などに効能が期待できそうだ。宿の資料には、他に男性生殖器病、三叉神経痛、膝水溜り、めまいを伴うムチ打ち症等の後遺症の記入もある。最近は坐骨神経痛や冷え性に悩む若い女性たちの入浴者も多いという。
入浴時間は宿泊者が9時30分から22時まで、日帰り入浴者は11時から。日帰り入浴料は2時間以内、バスタオル付大人1,200円、小人600円、回数券が11枚で7,000円。水曜日が定休。宿泊料金は、曜日、人数、お部屋の広さ、食事内容によって異なるが、1泊2食付、2名1部屋でお一人が9,240円(税込)+入湯料150円、長期滞在は割引がある。2階には和室休憩所(和室10畳・12畳)がある。事前予約で個室食事(お弁当)付きは、4,000円、個室利用のみは3,000円。食事は魚料理中心で、二代目館主が釣り好きのため釣果が反映される。

当日の昼食の提供はしていないので、近くの食事場所を見回すと「中有馬」信号の近辺だけでも「有馬鮨し」「中華 香雅」「とんかつ富士」「定食屋おおぎ」がある。 

有馬療養温泉旅館の宿泊、日帰り入浴のお問い合わせは、 
住所:〒216-0002 神奈川県川崎市宮前区東有馬3-5-31
電話番号:044-877-5643 ファックス:044-855-1271
アクセス:車で:東名高速道 東名川崎インターから6分、横浜青葉インターから15分
     第三京浜道路・都筑インターから10分

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埼玉県内唯一自噴温泉 天然温泉掛け流し 「百観音温泉」を訪ねる! [療養・湯治の宿]

埼玉県内唯一自噴温泉 天然温泉掛け流し 「百観音温泉」を訪ねる!
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百観音温泉全景

2010年4月05日、埼玉県内で唯一の自噴温泉で、湯量豊富で日本有数の泉質を誇る温泉として「百観音温泉」が紹介され、まだ未入浴の温泉だったので早速行ってみた。「サイボクまきばの湯」も紹介されたが、それは最近取材して私のブログで紹介したばかりだった。

上野駅でJR常磐線に乗り換えて北千住まで。東武線に乗り換え、久喜駅まで行く。さらにJR宇都宮線に乗り換え、次の東鷺宮駅で下車。まだ小雨が降っている。駅前の信号を右折してすぐの徒歩3分ところ。2階建ての建物で、1階フロアはフロント、リフレッシュルーム、喫茶「観音亭」と浴場があり、2階には貸切風呂が5室と和食処「松竹亭」がある。月曜日の平日で小雨模様でも、結構入浴客が多い。隣接して、江戸時代から伝わる百観音菩薩をおまつりする百観音が安置されている。慶応4年に消失してしまったが、明治18年に再建された。良質温泉が自噴で湧出したのは観音様のお陰として「百観音温泉」と命名された。
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隣接して「百観音」観音堂

入浴料は3時間で700円。脱衣所ロッカーの鍵を渡されて、お風呂へ。
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玄関からロビー
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自慢の療養型天然温泉

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1階フロアの案内図

浴室に入るとすぐかけ湯がある。源泉が57度、熱交換器で冷ましているとはいえ、かなり熱い。「阿弥陀の湯」の浴槽は温度差で2つあり、右手前の小浴槽が熱めの湯、隣接してジャグジー風呂はぬるめだ。湧出口からでる源泉を口にするととても塩辛い。湯は黄淡色でいかにも病気に効きそうだ。サウナもあるが小さい。半露天風呂は岩風呂風の2ヶ所。45.6度の熱い立ち湯があるが、とても1分と入ってはいられない。さらに奥には新設された石組みの大型露天風呂「菩薩の湯」長さが15mもある。左奥には寝湯もある。浴槽は全て源泉掛け流しだが、内風呂のほうが肌につるつる感が強いように思う。男女別の浴室は、2週間ごとに交替する。源泉は浴槽から4~50m離れた建物の裏手にあるので、源泉との距離や浴槽の広さが関係しているのかも知れない。湧出口から落ちる場所には、白い泡が沸き立っているように見える。塩分が1リットル中11050ミリグラムという濃さが現れているのか。全浴槽全てが源泉掛け流しとは凄い! 湯治目的の入浴客も多そうで、立ち湯や打たせ湯にも人気があるようだ。
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内風呂「阿弥陀の湯」パンフレットから

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大型露天風呂「菩薩の湯」

オーナーの白石昌之氏(白石家18代目)は、古くからの大地主で地元の教育長などを勤め、退官後長年の夢であった温泉発掘を試み、平成10年(1998年)10月、地下1,500mから良質の温泉を自噴で得ることができた。化石海水といわれる太古15万年前の眠りから湧出した滋養温泉である。泉温57度のナトリウム・塩化物強塩泉、湧出量が1分間に2,250リットルという全国的にも屈指の療養型天然温泉である。2002年2月にオープンし、後に2ヶ所の大型露天風呂が完成した。良質の温泉で源泉掛け流しが評判を得て、1日1,000人近くの入浴客が押し寄せるという。効能は神経痛、筋肉痛、運動麻痺、切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など。
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裏手にある源泉湧出管理棟

2階の食事処「松竹亭」で昼食に「まぐろぶつ定食」(840円)をいただいた。鮪のぶつの他、烏賊げそに玉ねぎの酢の物、香の物にご飯、わかめの味噌汁。メニューの中ではお安くお薦めの品だ。お酒用の肴が数多くあり、お酒のみにはうれしいメニューだ。対面に貸切風呂があるが3人以上のお客用。3時間で3,150円とか。5室全て予約済みで盛況のようだ。鈴蘭の間のみがヒノキ造りの浴槽で、それ以外は石造りだ。
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2階の食事処

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お薦めのまぐろぶつ定食

〒340-0206 埼玉県北葛飾郡鷺宮町大字西大輪868 ℡0480-59-4126

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万座温泉 自炊・半自炊もやる湯治宿「豊国館」に行く [療養・湯治の宿]

上信越高原国立公園内にある標高1760mの万座温泉は、いまも湯治宿が生き残っている。
周囲は原生林で、温泉一帯は火山活動が活発で、いたるところに湯煙と硫化水素臭が漂っている。2009年5月2日、28年ぶりに万座温泉に列車で向かう。高崎で2ヶ所の日帰り温泉施設で入浴し、JR吾妻線万座鹿沢口で下車、路線バスに乗り換える。途中の吾妻渓谷は、桜は終わり、初夏のさわやかな山景に癒される。路線バスはつま恋から万座ハイウェイで一気に本白根山(標高2171m)の西へ上り詰める。桜などの花盛りから新緑、残雪残る雪解けの季節へ一気に移行する。初夏から晩冬へと季節の移りかわりを45分で見せてくれる。
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万座温泉「豊国館」露天風呂

 万座温泉の歴史は、万座薬師堂の北にある熊四郎洞窟から矢の根石が出土したことから、先史時代から温泉の利用が予想される。貞治元年(1362年)、応永2年(1395年)の土地の譲り状から「まんざ」の記述がある。また永禄5年(1562年)に土地の豪族羽入道が万座温泉入湯の留守中に鎌原城主に急襲されたという記述が歴史書に残る。万座薬師堂の建立は、正徳5年(1715年)、建造費4両2分、2両2分が村負担で残りは浴客が寄付をしたというから、当時から湯治客が盛んに来るほどの温泉地だったことが予想される。旅館営業がされたのは、橋爪久兵衛によって明治6年湯小屋「日進館」を開始、明治30年には長野県山田村出身の中沢たつによる「常盤屋」が、昭和2年には水野豊により万座温泉で3軒目の「豊国館」が営業を始めた。10ヶ所以上ある源泉から湧く60~90度の酸性硫黄泉など9種の湯が湧き出ている。毎分の湧出量は約3800リットル。昭和30年代に多くの宿泊施設ができた。昔から胃腸によく効く温泉と知られていた。現在も自炊も受け付けている湯治宿「豊国館」を取材宿泊してみた。

万座高原ホテルの手前に位置する豊国館は万座温泉でも入り口に当たる。当主の水野千秋氏は三代目。玄関の左手はスキー用具の乾燥室で、靴箱が並ぶ。フロントの左上に「豊国館」の達筆字が掲げられる。初代水野豊氏が開業翌年に書かれた歴史的に貴重なもの。豊氏は、俳人で「ほととぎす 鳴くよ招くよ 湯の万座」で万座の名を世に知らしめた。
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豊国館 全景
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フロントに掲げられる初代水野豊氏の書
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豊国館三代目 水野千秋氏

部屋は本館(32部屋)新館(8部屋)あわせて40部屋、全て和室トイレ無しの6・8・10畳テレビ付き。自炊室があり、ガス台・鍋や調理用具・茶碗などが無料で貸与されている。大きな冷蔵庫もある。男性が一人いたので訪ねると「所沢から来た男6人つれ。私が夕食の調理担当で、今日は寄せ鍋の予定です。食料やビールも持ち込み自由なので、安く仕入れて持ってきました」という。連休中は基本的には自炊客は受けていないが、通常期は2~3泊の自炊客がいて、冬季は埼玉県・千葉県などの首都圏から、夏季は昔から長野県からの湯治客が多いという。
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自炊室 調理用品やガス・冷蔵庫など無料で貸与

旧館のお部屋は、8畳の和室でテレビ・暖房付き、トイレは廊下に出て右側にある。布団は押入れにあり、セルフサービスとなっている。浴衣は付いているが、歯磨きセットは付いていない。
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本館和室10畳
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新館和室

男子・女子用内風呂の浴槽は、2.2m×2.5mで白濁した湯で、硫黄臭が漂う。先客者に「露天風呂がすばらしいよ」と声をかけられ、脱衣所から露天風呂へ行く。対面の山が一望できる露天風呂で、先客が4人ほどいたが、写真を取らせていただいた。女性客も1人いた。露天風呂は昔から混浴なのだ。浴槽は3m×9m×深さ1m。女性専用露天風呂は、2.4m×3.3mと小ぶりなので、こだわる女性は、バスタオルを体に巻いて入浴に来る。木造りの湯船の内側に座る段差が設けられている。外気が低いのでみんな長湯でいるようだ。
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豊国館の内風呂・男子用

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混浴露天風呂
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75.8度の源泉は谷越えの100mのところからの「にが湯」の湯元といわれる自家源泉だ。週に一度浴槽を洗うが、午前9時から始めて、湯が満たされるまで6時間かかるという。効能は、胃腸病、リウマチ、神経痛、喘息、呼吸器病、慢性皮膚病、慢性婦人病、小児腺病質、病後静養など。

夕食は18時30分から1階の食堂でいただいた。宿泊料金がこの時期で8,700円(税・入湯料込)なので期待はしていないが・・・。鶏肉やポテトなどのフライ、サーモンや烏賊の刺身、とろろ蕎麦、煮物、シュウマイ、酢の物、ご飯に味噌汁、香の物。翌日の朝食は7時30分から。焼き海苔、きんぴら、ウインナー焼きとサラダ、なめこおろし、かまぼこ、ご飯に油揚げと大根の味噌汁。
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夕食膳
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朝食膳

朝食後に薬師堂まで散策に出かける。上り坂を15分ほど行くと岩肌がむき出しになっている右手に湯煙が立ち、高温の湯池が見える。小屋前の看板には「硫化水素ガス危険!」
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奥の坂道を行くと薬師堂、さらに行くと藤四郎洞窟、展望台に行くことができる、展望台の標高は、1,790mで万座温泉が一望できる。周りはまだ残雪が残り、旅館の前にこいのぼりが泳いでいる。近くの残雪で親子がそりで遊んでいる。「残雪や 遊ぶ親子ら こいのぼり」
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薬師堂
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藤四郎洞窟
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展望台から見た万座温泉
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残雪にこいのぼりがはためく

○宿泊料金は、A通常期(混雑期以外)
1泊2食付 7,000、7,500、8,500、9,000、10,000円(税・入湯料別)
全自炊 旧館3,700円 新館4,700円 
半自炊 旧館4,200円 新館5,200円 ※ご飯・味噌汁・漬物付き
○ B混雑期(ゴールデンウィーク・旧盆・年末年始・7/18・19・8/8~22・9/19~22・10/10・11・11/2122)
1泊2食付 8,000、8,800、9,300、9,800、11,000円(税・入湯料別)
全自炊 旧館4,200円 新館5,200円
半自炊 旧館4,700円 新館5,700円
※ 宿泊料金は、2名様からの料金で、お一人様での土・休前日ご利用は、A混雑期の料金となります。
※ 自炊・半自炊の場合、4・5・10・11月などは1日あたり500円の暖房日がかかります。年末年始の自炊・半自炊は行っておりません。

お問い合わせ:群馬県吾妻郡嬬恋村万座温泉 
電話番号0279-97-2525 ファックス0279-97-2526

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