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スペイン「聖地サンティアゴ巡礼」の旅に向けて 4. 「ルルドの泉」のはなし [旧街道を歩く]

スペイン「聖地サンティアゴ巡礼」の旅に向けて 4. 「ルルドの泉」のはなし
奇跡の泉「ルルド」 2012.12.14 002.jpg
「ルルドの泉」のはなし(参考文献)

「聖地サンティアゴ巡礼」ルートの地図を見ていると、出発地のフランス側のピレネー山脈ふもとに「ルルド」の地名に気がついた。「ルルド」といえば、短期間に世界一の巡礼者を集めるようになった奇跡の霊泉の地だ。12年前から日本の温泉水の普及・販売を心がけ「温泉ブーム」の火付け役を果たしたと任じている私にとって、一度は行ってみたい聖地なのだ。
 「ルルド」は人口12,000人ほどの小さな町で聖母マリアの出現と「ルルドの泉」で有名になったカトリック教会の巡礼地となった。1858年2月11日、村の14歳の少女ベルナデッタ・スビルー(ベルナデット)が郊外のマッサビエル洞窟のそばで薪拾いをしているときに初めて聖母マリアと出会った。当初は聖母マリアとは思ってはいなかったが、やがて「あれ(聖母マリアのこと)」がここに聖堂を建てるよう望んでいると伝えると神父はその女性の名前を聞くように命じる。ベルナデッタは何度も名前を尋ねるとついにその婦人は自分を「無原罪の御宿り」であると告げた。これによって神父たちは、聖母の出現を信じるようになった。聖母がベルナデッタの前に18回にわたって姿を現し、「洞窟の岩の下を指差し「泉に行って水を飲んで顔を洗いなさい」と言った。これが奇跡の水「ルルドの泉」の始まりである。「ルルドの泉」で結核、眼病、気管支炎、癌などの「奇跡」を起こしたとされる。日本の今でいう「玉川温泉」「ゆの里温泉 月のしずく」「釈迦の霊泉」などのような温泉、鉱泉なのだろう。

 貧しく教育を受けられなかったベルナデッタは、その後1866年にヌヴェール愛得修道会の修道院に入り、シスター・マリー・ベルナールとなり外界から遮断されて静かにすごし、1879年(35歳)肺結核でなくなった。彼女自身は聖母出現の話を好んですることもなく、「ルルドの泉」の治癒の数々の奇跡に関心を持たなかったといわれる。ベルナデッタは粉引き屋の娘として生まれ、生家である小さな水車小屋は今も残されている。ルルドは昔から軍事的に重要な場所にあり、岩山には中世の城砦が築かれ「ピレネー博物館」としてこの地方の民族文化を伝えている。洞窟手前の水場には泉の引いた蛇口がいくつも並んで、好きなだけいつでも飲むことができる。

 スペイン「聖地サンティアゴ巡礼」の出発地はフランスのサン・ジャン・ピェ・ド・ポーで、ポー・ピレネー空港からルルドまではタクシーで40分ほどという。成田からパリ・シャルルドゴール空港乗り換えポー・ピレネー空港経由でルルドに行くのが最短時間らしいので、巡礼の旅一泊目は、ルルドでの滞在にしたい。

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