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奥の細道を歩く 第26回 その1.一関・花泉~平泉・中尊寺まで [奥の細道を歩く]

奥の細道を歩く 第26回一関・花泉~平泉~岩ヶ崎 その1・平泉・中尊寺まで

 2007年9月2日、東京駅八重洲口前のカプセルホテル「湯楽三昧」に宿泊。翌9月3日東京駅6時04分発の新幹線で岩手県一関へ。昨年の1月から歩くはじめ、もう1年8ヶ月が過ぎたかと感慨深い。。8時36分に一関で東北本線に乗り換え、前回歩いた終点の花泉駅へ向かう。9時20分、駅員さん(駅長さん?)に旧道を教えていただき、出発。一関まで約15㎞。さらに平泉まで5km。

高館義経堂から束稲山の眺望

中尊寺金色堂

今回は一関に戻るので、駅のロッカーに重い荷を置いてきた。
北西へ足取り軽く進むが、すぐ左手に天満宮。

10時03分、4kmも行くと右手にセブンイレブン、左手はJR清水原駅。その信号を山側へ右折する。そこで車で来た方に呼び止められる。「奥の細道を歩いている」というと「私もやりたいと思っていたんですよ」とひとしきり団欒。30分で上り坂に「芭蕉行脚の道」石碑。曾良随行日記が側面に彫られている。

峠はもうススキ並木、りんごの収穫が行われている。下りきったところに横山不動尊分祀大平不動尊、

11時20分、信号を左折、下って国道342号線へ合流。左折して一関市街へ。駅へ着いたのが12時20分、ロッカーから荷を引き出した。花泉から3時間。駅構内の観光物産ショーケースで見た「世嬉の一酒造」の芭蕉の絵柄のラベルのお酒に注目し、造り酒屋へ立ち寄る。手前に江戸時時代後期の建物、旧沼田家住宅は休館日で残念。

すぐ先のはす向かいが「世嬉の一酒造」。大正7年、酒の仕込み蔵として建築された「酒の民族文化資料館」、売店、蔵元レストランがある。歴史的には、造り酒屋としては新しいほうだ。

蔵元レストラン「せきのいち」で、「土川(つちかわ)蕎麦セット」と「マスターのウインナー」、この敷地内で作られた地ビールをいただいた。一関は郷土料理もちが有名だそうで、蕎麦セットにも漆塗りの器に黒いあんかけのもちが出された。2008年平泉世界文化遺産登録に向けて、藤原三代時代の料理を復元した「奥州藤原膳」も用意されている。

 13時30分、世嬉の一酒造角を左折した駐車場前に、「松尾芭蕉二夜庵跡」と磐井橋脇に「奥の細道縮図」説明板がある。

 14時50分、炎天下、平泉町に入り、毛越寺入り口を通過。左右に実り豊な田んぼが続き、一句をひねり出す。「稲穂垂る うらみつらみを 飲み込んで」

昔の封建時代の農業や戦でのつらさは口では言い表せないほどのものであったろう。15時、平泉駅前の荷物預かり所で200円を支払い、出ようとするとちょうど、今夜泊まる予定のホテル平泉温泉元湯ホテル武蔵坊の車が目の前に。あわてて荷を預け直す。身軽になって、いよいよ平泉中尊寺へ。駅前を出てすぐ左折し、中尊寺通り(旧道)を行く。伽羅の御所跡は、今は住宅地で何も無い。無量光院跡は今一部発掘中で、広大な敷地。平安時代末期の藤原三代秀衝(ひでひら)が建立した寺院で宇治の平等院を模して作られた。

さらに右側に高館義経堂が高台にある。高館から西には北上側の向こうに束稲山(たばしねやま)が青空に映え、眺望がすばらしい。

丘には「夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡」の句碑が立つ。踏切を越え、弁慶の墓といわれる五輪の塔を見て、月見坂を上る。

二十数キロを歩いた後に上る急坂はきつい。杉並木は日光の杉並木の雄大さを思い出す。嘉祥3年(850年)、慈覚大師が開山し、清衡が堂塔40余、僧坊300余を完成させたという中尊寺を過ぎて、讃衡堂へ。

月見坂を上ったところに中尊寺

讃衡堂(さんこうどう)は三千点の国宝・重要文化財を所蔵する。中尊寺とセットの入場券(800円)。金色堂は、清衡が16年かけて完成させた阿弥陀堂、現世に極楽浄土を具現させるために完成させた。

中尊寺創建時代の現存する唯一の遺構だ。柱や須弥壇など全てが金箔と思っていたが、屋根が木造のままだとは気づかなかった。旧覆堂の前に芭蕉立像がたつ。

 素朴な疑問だが、当時粗末な身なりをした芭蕉が、覆いが無かった金箔の光堂に簡単に真じかに見られたのだろうか。警護のものは?拝観料は?時代考証の専門家の話を聞きたい。
こうしてようやく無事平泉を訪ね、毛越寺北側にある平泉温泉元湯ホテル武蔵坊に向かった。
平泉温泉元湯は10年ほど前に温泉が湧出、私は初めての温泉入浴となる。(温泉巡浴1224ヶ所)

部屋は5階のフロア、本間8畳に3畳広縁にテーブル椅子がある。温泉は42.6度のナトリウムー塩化物泉で特に切り傷、火傷、慢性皮膚炎、虚弱児童、慢性婦人病などの効能がある。大浴場は男女別にあり、翌日交換される。翌日入浴した展望風呂が良かった。

石・タイル張りの浴槽で、幅2m×横3~5mあり、窓外には竹林がある。こちらのほうが源泉に近いようで、湧出口からの温泉を口に含むと塩味・金属味がする。
 夕食膳は2階の食事処でいただいた。

食前酒は巨峰酒、先付けは沢蟹・鶏肉の実の実和え・アスパラ・うなぎ巻きまど、春マイタケ・人参・白身魚とごぼうの天ぷら、前沢牛鍋、蕗の煮物、帆立・うこん・トマトの酢の物、茶碗蒸し、お造りは鰤・鮪・甘海老、黒ゴマのポタージュ、

ご飯は十穀米の秋の実り炊き上げご飯、

薄味のすいとん、デザートはマンゴームース。

黒ゴマのポタージュにすいとんは珍しく美味であった。翌日の朝食は和・洋食のバイキングで、新鮮なイカ刺身、煮物が豊富、海の食材が豊かであった。

奥の細道を歩くhttp://www.a-spa.co.jp/tabi/nikko/
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コメント 2

MEwmew

25年前に一人旅した平泉。
懐かしい場所を写真にて再会できて、感激。
ありがとうございました。
by MEwmew (2007-09-13 16:04) 

hide-m

MEwmewさん ご訪問ありがとう。天気が良かったので、眺望がすばらしかったです。時間をゆったりとすごしたかのですが、足が・・・。つらくて早く宿へ行きたい!と切ない思いでした。
by hide-m (2007-09-13 22:31) 

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